先日お招きいただいたお茶事の席でのこと。
77歳になられるお正客のお話し。一期一会でした。
「私がね、最近思うのは、これからは追憶の人生を送る時期に来たんだなということ。新しく何かに挑戦して成長しようというエネルギーはもうほとんどないのよ。でもね、折々で過去の経験やら出会いやらを振り返って楽しめる。写真を眺めるのも楽しい。こうやってお茶会に出て、いろんな世代の方と過ごしている時は、50年前や30年前のお茶事を同時に思い出せる。口にこそ出さないけれど、一度にいくつもの時代を楽しめるの。若い時分はわたしも好奇心旺盛なほうだったから、あちこちに首やら足やらをつっこんだわ。だから今追憶の人生を楽しめるようになったんだ、と思うのよ。だからね、皆さんもいろんな経験をされたらいい、そう思うのよ。」
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