ルアンパバーン~ビエンチャンは乗合バスで移動しました。時間を節約するのに夜行を考えていたけれどラオス人曰く「夜は危ない」とのこと。治安のよさそうなラオスでもそりゃそうよね、と頷くと「運転手が時々寝ますから。」だって。
景色も醍醐味の一つと切り替えて朝7時半、お粥をすすって出発。ハイウェイどころが舗装道路はガタガタ、延々続くカーブ道に運転手はレース並みに飛ばすから、うたた寝もできないバンピングドライブで400kmを9時間かけてゆっくり進みます。国土のほとんどが森林のラオス、20分も走ればあっという間に緑と深い雲海が広がりました。バスからは人々の暮らしが覗けます。川沿いには小さな畑が続き、森の裾にはあちこちから湧水がありました。保存食を作る女性、学校帰りの子どもたち、狩りに向かう人や豚を解体する人の群れ、お茶をすする家族達。山を下るとともに、竹や木の皮で作られた家は次第に、トタンの屋根になり、レンガの壁になり、バイクや車の増える様子は、いくつもの時代や国が一度に流れるような錯覚がありました。

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