かぶとびより
能登半島は甲(かぶと)より日常をつづります。
2011/06/30
ほーたるこい
「ほたる見た?」が挨拶代わりの梅雨の夜。
かぶとのほたるスポットは、森の裾の田んぼ。
湧き水が豊富なので数が多いだけじゃなく、
光が森の影の天辺まで上っていくのが幻想的。
星空との境がなくなる時間が生まれます。
2011/06/22
つなぐ
この方、今年で53歳くらいなんです。
自家採種50年モノを受け継いだものの、発芽率が悪かったりするとプレッシャーは増えるばかり。
ねぎは重宝するので次世代用を確保するには気が抜けません。
2011/06/19
お得ニンニク
① 昨年収穫したのを一カケずつ植えただけ。
② 土は根気良く取った雑草を積み上げてでできた堆肥。
③ マルチはいただきモノのモミガラ。
④ 市場価格(スーパー)一つ300円也。
2011/06/14
先人礼賛
60年間農業・林業・漁業で生きてきた人の手。
風を読み、季節を感じ、自然に寄り沿う。
言葉を持たない相手とのコミュニケーションで積み重ねてきた智恵や技や営み。
世界農業遺産のニュースを聞いたとき、ふしだらけで歪んだカッコイイ掌を想い出しました。
2011/06/06
梅仕事
毎年同じことを繰り返しています。
入梅前の梅仕事。
花の時期は逃しても、青梅の時期は逃しません。
料理家辰己芳子さんのうけうり。
『生きていくことはやりこむことなのです。』
同じことを同じ気持で繰り返すのは、ココロも落ち着いて清々しい。
2011/06/03
ちょっこし
形容詞や副詞ってあいまいだなあ、といつも思います。人によって場所によって習慣によってずいぶん違うから。
『ちょっこし(=少し)だけど。』
おじさんから頂いた山ウド。
天ぷらならたっぷり100人前。
味噌漬けならほんの1年分。
2011/06/01
散歩圏内
自宅より歩いて1分の大橋(長さ20m足らず)の上にて。朝5時ごろのかぶと。
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