2011/12/31

年中行事冬編

年末の恒例行事餅つき。
お箸が持てる頃にはお餅を丸めていた記憶があります。

習慣となってしまった行事のいい所は昔話がリアルになる所。
このタイミングでおあちゃんはああ言った、おじいちゃんならここでこう言ううだろう、なんて会話が自然に出てくる。
「餅つき機がなかった頃はどうしとったん?」「土間で朝三時からついとったよ。」

今年は「繋ぐ」「繋がる」を多く感じる一年でした。
世代をこえて時空を超えて、人と人・人と自然が繋がることは何か根源となる気がします。

2011/12/29

ゆず柚子ユズ

柚子は当たり年とはずれ年があります。今年ははずれのほう。
毎年当てにしているおばあちゃん家の柚子は、去年500個も採れたのに今年はなんとゼロ!香り付けに、お漬物に、お風呂に、と冬の間大活躍する柚子のはずれ年はあちらこちらで嘆く声が聞かれます。

貴重な貴重な柚子を頂いたので、柚子味噌を作りました。能登の朝ごはんの定番。これがあれば炊き立てご飯、2杯はペロリ。

2011/12/25

雪景色

縁の下にしまってあった祖父の雪囲いセットを引き継いで父が冬支度をしてくれました。

能登にいると音に敏感になります。
昨夜は風のない静かな夜でした。
こんな日は雪が積もります。
深々と積もります。


しんしんと積もった雪のお陰で雪づりの庭が仕上がりました。



2011/12/19

はぜる役者大根

方言だと思っていた「はぜる」は「爆ぜる」と書くそうです。『満ちて勢いよく裂ける。はじける。破裂する。』の意。薪が爆ぜる、栗が爆ぜる、竹が爆ぜる・・・と、なんだかスローライフな匂いのすることばです。

能登では魚も爆ぜます。スーパー鮮度のいい魚を焼くと中骨からぷりぷりの身がはじけるように反り返ります。それからどっしり太った冬大根も爆ぜます。包丁を入れるとパキパキ亀裂が入るのが新鮮でおいしい証拠。9月に播いた『役者大根』は寒さで甘みものり、そーっと抜かないと爆ぜてしまう。まるで生き物を扱っているようです。

2011/12/15

ウチの能登丼

寒ブリと香箱ガニのコンパク丼。
ごはんはウチのこしひかり。
地元のお醤油・サクラ醤油で。



冬の能登はおいしいのです。
http://www.okunoto-ishikawa.net/modules/donmap/

2011/12/12

水族館の楽しみ方

水族館の魚は基本的にスタッフが近海から捕獲してくるそうです。網だと傷ついてしまうので一本釣りがベストだそう。

うちなんちゅーのカオルさんに美ら海水族館の見所を聞いたところ、「おいしそうなんだよねー。黒潮(大水槽)の横のレストランのメニューに刺身があったら最高なんだけどなあ。」そういえば、のとじま水族館の帰りにはいつもお寿司屋さんに行きたくなる私。
そんな話を漁師町の知人に話したところ、「狭い水槽で運動不足の魚なんて元気がなくて美味しそうには見えないよ。」だそう。
水族館の楽しみ方って暮らし方で違うんですね。

2011/12/06

冬の到来。

那覇から戻った翌朝、車のフロントガラスは凍って真っ白でした。
御陣乗太鼓で有名な名舟町には波の花

2011/12/05

ハイサイ!

久しぶりに沖縄那覇へ。
パワフルな人達とたくさん笑った旅でした。ウチナーンチュ(沖縄人)は奧が深くて温かい。泡盛がすすむとサラリとかっこいい事を話してくれる。

「人の幸せはね、最後に分かるさ。知らせを聞いて駆けつけてくれる人の数が人の幸せさ。だからね、俺たちは社長だとか仕事がないだとか全く気にしないわけよ。それもこれも最後の幸せに繋がる途中なだけで、まだゴールではないからよ。」