2011/10/30

干し柿のカーテン

渋い渋い柿も日光と風でおいしいスイーツとなります。

渋柿の皮をむいて干すだけ、というシンプルさ。糸の結び方は、手元で作った2つの輪っかに通すだけ。絶対にほどけんません。「巻き結び」というロープワークで、舟を持っている人は誰でも知っている結び方。ロープワークは「ほどけにくいが、ほどきやすい」が基本。

干し柿にも里山と里海の融合が見出せるのです(オオゲサ)。

2011/10/24

コケ採り


この時期奥能登一円を夢中にさせるのは森のキノコ達。(「コケ」は方言でキノコのこと。「ミミ」とも言う)

空気も匂いも気持ちのいい山(森)の中を歩いていくと、突然キノコが群れていたりして、宝物を見つけた気分になります。毒キノコもたくさんあります。昨年はシメジにそっくりの黄金色の『オオワライダケ』を発見。

それでも嗚呼いつか松茸でスキヤキ、なんて山の中で夢はふくらむ一方。



2011/10/23

大人の運動会

母校兜小学校が閉校して3年。子ども達が減っても地域のイベントとして続いている兜小学校下運動会が今年も開催されました。




地域対抗の得点式で順位を競います。平均年齢が高いので「60歳以上を2名以上入れること」なんて独特のルールがあったりしておもしろい。
玉入れも綱引きもパン食い競争も、少しの闘争心とユーモアと笑い声と。
映画にでもなりそうな場面のあふれる1日でした。

2011/10/19

輪島のとと楽

輪島の日常風景。リヤカー一台に商売道具一式乗せて、毎日歩いて魚を売っています。

漁師町のお母さんは働き者が多くて、お父さん(とと)はラクをするんだそう。

この振売のおばちゃんは70歳。『モデルになった気分やわ』と魚をさばいて見せてくれました。



2011/10/15

初出荷

イベントの多い秋の週末。
年に一度きりの『中居なかなか市』に里芋を参加させてもらうことに。地物野菜やキノコが並ぶ3時間だけの幻のような朝市です。

まだまだ寒さの残る4月初旬に定植してから6ヶ月。いい人に買ってもらうのよ、と感無量の思いで(笑)出荷してきました。

10月16日(日)830~1130am
@穴水町中居ボラ待ちやぐらポケットパーク

2011/10/10

青い目のあなた

この時期奥能登一円を夢中にさせるのはその大きな瞳が魅力的なアオリイカ。
食味のいいのはもちろん、釣れた時の感触がたまりません。釣れた場所、時間、ルアーの大きさ・重さ・色等々能登ではもはや季節の挨拶となっています。

タイミングが合わなくて今年はまだ釣りに行けない(行っても釣れない)私を哀れんだ友人が、おすそ分けしてくれました。


ごちそうさま。

2011/10/04

曼珠沙華

夏の終わりから秋の初めに咲く彼岸花。今年は少し遅めです。
枝も葉も節もなく地面から花火のように現れる。

名前がいくつもあったり有毒性だったりその容姿も独特の存在。