2012/04/27

セツナトトワノハザマ

先日仕事帰りに七尾へ行った帰り道。のと鉄道さくら駅の夜桜に間に合いました。


どうしてこうも「さくらさくら」と騒ぐのかと呟きがら「サクラサクラ」と気にしてしまう。まだかまだかと蕾の色づきを毎日眺め比べても、ようやく開いたまだかをいそいそ愛でに行けば、たった一晩の雨でその春は終わってしまう。とはいえそのすぐ後ろには、来年のサクラを付けるためか若葉が次々芽吹いていて、そうやって刹那が永遠だったり永遠が刹那だったり繰り返し繰り返し続いているのだ、などと思う夜桜なのです。

2012/04/25

今日のいただきもの

「たくさん釣れたから 少しだけ」とハチメ(メバル)を頂きました。

筋金入りの釣り吉は魚をさばくのも上手。船外機の上や磯で処理してから持って帰ります。いただいたハチメはお腹があいていなかったので、包丁を入れると中は空っぽ。「???」とあいたままの口を覗くとそこからもお腹が見えたのでした。ということで、本日は塩焼き。最近、うかつに買い物ができなくて困ります。

2012/04/22

タネツケバナ

稲の種籾を水につけ、苗代のまく季節に白い花が咲くのが名前の由来。小川や湿地などで見つけることが出来ます。
芹を摘みに行ったら、クレソンに似た柔らかそうなのがたくさんあったので調べてみると、山菜図鑑にありました。ピリッと辛みがあって香りもクレソンのようなルッコラのような…美味しい!
「湿地」で思いついたのは裏庭。森の湧き水があるのです。サラダやおひたし、天ぷらや和え物、お味噌汁にも使えるそう。春のルッコラの種まきはもう必要なさそうです。

2012/04/21

ブンブンブン

森に繋がっているような裏庭だからか、小さな来客がよくあります。ここ数日の常連はクマンバチ。大きな蜂が大きな羽音を立てて家中を飛び回るので、最初はびっくりしましたが、クマンバチは見た目と違って優しい蜂です。オスは針を持たず、大きな羽音はメスを待つホバリング。枯れ木に穴を掘って単独で暮らしているカワイイヤツです。(ファーブル昆虫記1ページ目参照)


それにしてもどこから入ってくるんだろ。

2012/04/17

波並で花見

チャリティーイベントに参加しました。

ベトナム米麺フォーガーのブースを出店。鶏がらのあっさりスープに季節の野菜をトッピング。ベトナム料理なんて馴染みがないからなあ、なんて心配をよそに2時間で完売。地元のおじさんにも美味しく頂いてもらえたようです。

小さな公民館のイベントなのに今回の出店ブースは20!みなさん、ありがとうございました。

2012/04/16

春祭り

村の風景。

春祭りは短いお祭りです。海に突き出た円山のてっぺんにある神社に登ってお参りする、シンプルなもの。ですが登っていくのは正装した方ばかり。毎年この日のために、当番の数十人で事前にお宮掃除もしています。神主さんの祈祷の後、お米やお餅、お酒を頂いていつもはガランとしている参道も今日ばかりは嬉しそうに見えました。

(写真は4月8日のものです)

2012/04/13

いただきもの

いただきものが増えるのも季節が始まったことを知らせるものの一つ。

 筍は大連寺の和尚さんから。なかなか春にならなかったので、もう少し先だと思っていたのに。筍は小さいほど美味しい。今日のは地面の下にあった子を足で探って掘ってくれたそう。やわらかく甘いハツモノでした。
背景の菜っ葉は中島菜。冬超えしたもので、ほろ苦いなかにも甘みのある緑の鮮やかないただきものでした。

本日も贅沢な食卓でございます。

2012/04/09

季節のフォー 早春編


急に気温が上がって、冬野菜が背を伸ばしました。
アブラナ科の野菜は冬を越すとトウ立ちして花をつけます。ダイコン、ハクサイ、ミズナ、チンゲンサイ、カブ、ルッコラ、ワサビ菜。。。ほろ苦さや甘み、香りが微妙に違う菜の花を少しずつ摘んで楽しめます。

早春のフォーは菜の花ミックス。今度はセリも加えよ。

2012/04/04

おべんとうの時間

曲げわっぱのお弁当箱を頂きました。

プラスチックのより、なんだかおいしそうに見えるのは
自画自賛?
ちょっとしたお花見気分になったり、作る方も愉しくなったり、
お財布にも優しい。これはオススメです。


2012/04/01

田舎の渋滞

田舎道には信号がありません。だから、距離=所要時間。
時速60キロで走れば20キロ先へは20分で到着します。
ところが春先のこの時期は特別。冬眠から覚めたように人々もいっせいに動き出すので、「耕耘機渋滞」が起こります。道幅の狭いところは追い越すに追い越せず、のろのろ道の広くなるまで、土を耕すスピードで進まなきゃいけません。それが通勤時間に重なればちょっと困りもの。

でも、この風景もきっともうしばらく。耕耘機の運転免許しかない世代が減ってしまったので、軽トラがそれに変わっているからです。そういえばランドセルの帰り道は耕耘機ヒッチハイクだったなあ。