2012/01/30

最高気温1℃最低気温-1℃

積雪予報的中。大雪です。

でも雪かき、通勤、と大変なことばかりでもありません。
まず冷蔵庫いらず。能登の古民家の廊下は外気温とほとんど同じです。大きなものも廊下に置いておけば大丈夫。ただしビールは冷えすぎるので冷蔵庫に入れます。それから雪かき。なまった体をほぐすという理由ならちょうどいい。一番はキーンと冷えた朝の雪景色。運良く空の晴れる一瞬に出会えれば長い通勤も苦になりません。

2012/01/26

能登の方言

ネイティヴ能登弁スピーカーの私もビジネス会話(笑)はUターンしてから覚えたので、始めて聞く表現がいくつかあります。

「あの~何でも聞くんですけど・・・」

!?いったい何聞かれるの???と慣れない間は構えてしまいますが、続きは結構かわいい。ちょっとした確認だったり、仕事と無関係のことだったり。「この間もらったのなくしてしまって・・・まだある?」「今日そっちの方、雪けっこうあります?」
こんなこと聞いちゃ迷惑かな、失礼かな、と迷ったときに使う接頭語なんですね。ただホントに何でも聞いてくるおばさまもいらっしゃって気が抜けません。

2012/01/23

本日のお造り

いったん緩んだ冬が舞い戻ってきて雪に閉じこめらてしまいました。
こんな日はインドアで旬を頂くのが贅沢。

オスの身をお刺身にしてメスの真子をまぶした『タラのこつけ』。冬季限定です。

2012/01/17

積雪予報レース

死活問題とはいかないまでも、積雪量は生活に関わってくるので、ハイテクノロジー天気予報ばかりに頼ってられません。大雪の年は冬になるまでにこんな兆候が見られます。
①カマキリは高い所に卵を産む
②柚子が豊作
③カメムシ大発生

今年はというと、カマキリの卵は低位置・柚子大不作・カメムシ大発生。
12月はいつもより降りました。『カマキリ、判断ミスしたのかなあ。。』1月はそうでもありません。『やっぱり柚子全然だったもんねえ。。』冬も後半。カメムシくんは当たるかな?

2012/01/15

冬の水ようかん

寒い寒い冬に能登ではなんと水ようかんを頂きます。
水ようかんの材料は小豆と砂糖と寒天。寒天は溶けやすくて真夏になんて作れないそう。

特に輪島では水ようかんを作る和菓子屋さんが多く、味も様々。私のお気に入りは『良澤本店』。柚子のお菓子を作っているからか、材料には入ってないのに時々柚子香の水ようかんが当たります。美味。

2012/01/09

かぶとびより

雪模様の夕方、めずらしく晴れた空と穏やかな表情の海。

太陽が傾いてひんやりと空気が海水よりも低くなれば、温泉の湯気のような靄があらわれます。幻想的な空間が生まれ、プリズムだったかスペクトルだったかやわらかい光でかぶとが地球色に染まりました。

この当たり前のように現れる異日常空間にどうにも魅了されてしまうのです。何年も知っている風景なのに、はっとして車を止め、レンズ越しではないもの、目に映ったものをじっくりココロに記憶させたい想いに駆られるのです。

「飽きのこないのがホンモノなんだよ。」
誰かの言葉が思い出されました。

2012/01/03

オトキハジメ

オンシュリシュリシュリマカシュリシュリシ 
オンシュリシュリシュリマカシュリシュリシ
カナイアンゼンヤクブーミョウジン
フクトクエンマンダーイマサイサイ

(違ってたらごめんなさい。)
呪文のように分厚い経典をパタパタして、和尚さんが一年の無事を祈ってくれます。パタパタすることでお経一冊分のご利益があるのだとか。バックのお仏壇の金ぴかも手伝ってご先祖様に見られてる、いや見守られてるようでした。